オカウチAPI高松店
香川県高松市一宮町906-1
TEL:087-815-6700
オカウチAPI丸亀店
香川県丸亀市土器町東2-114
TEL:0877-22-0592

母乳育児応援

母乳育児応援への想い

10年ほど前から、育児放棄や幼児虐待のニュースが報道され始めました。驚きと共に胸が痛くなり、どうして?と考えさせられました。

やっと生まれた赤ちゃんに、張って痛いおっぱいを必死の思いで含ませて、感じたでしょう赤ちゃんへの愛おしさや、生まれてきてくれてありがとうという感謝の気持ち、あの感動はどこへ消えたのでしょう?

この時、一生かけて築き上げる母子信頼の原点が、産後すぐのこの時期にあることを確信しました。

おっぱいを含ますことで母性愛にスイッチが入る。赤ちゃんも暖かい胸に抱かれて、時々ママの目を見ながらおっぱいを飲む。一生のうちでほんのわずかしかない母子ともに幸せなこの時間を、もっと大切にしてほしいと思いました。

そこで、マタニティの皆様にアンケートでお尋ねしたところ、ほぼすべての方が母乳育児を望まれていることがわかりました。

すぐに平成13年に江幡芳枝先生にご相談し、熱意あるご指導の下、母乳育児応援の取り組みを始めました。助産師さんによる母乳ケアマッサージが店内でできるよう、困っているママを母乳専門の助産師さんに橋渡しできるよう設備を整え、この年「母乳ステーション」をスタートさせました。

現在までに施術を受けられたママたちのカルテは9冊にもなっています。大きくなられたお子様に、ママがどれほど頑張られたかをしっかりお伝えしたいという思いから、カルテは大切に保管いたしております。

平成14年8月から取り組んでいる月に一度のマタニティセミナー「母乳のお話」も毎月一回開催し、平成24年末で125回を数えます。

現在、嬉しいことに人工ミルクで哺乳ビンで育てられていても、暖かいママの胸に抱かれて優しい声を聞き、穏やかなまなざしを注がれるだけで、母乳育児と同じ効果があることが実証されています。母乳で育てようと頑張ったけれどミルクになったママも、決してがっかりする事はありません。

ちょっとしたアドバイスや励ましで、頑張っているママのお気持ちを楽にし、育児が楽しいものになることを願って、オカウチAPIはこれからも助産師さんと共に皆様の母乳育児を応援してまいります。

母乳ステーション立ち上げにご指導いただいた江幡芳枝先生より

栃木県国際医療福祉大学助産学科教授 江幡芳枝 先生

私が当時、南新町にお店を構えていた「オカウチAPI」と出会ったのは、1974年(S49)に東京から高松市に移り住んだ直後でした。

間もなく初めての子供を妊娠、出産した私は、高松市の中心街にあったオカウチAPIさんで我が子のための育児用品のほとんどを購入しました。当時、私は助産師教員として育児用品の選び方を学生に伝えていましたが、オカウチAPIさんの品ぞろえには驚き、妊婦や新生児、子供への温かな思いが伝わってくるお店にすっかり魅せられたことを今でも覚えています。

それ以降、母乳育児支援のために開業した私は、2001年(H18)に母乳育児に対する思いを共有する岡内さんと、店内に「母乳ステーション」を開設する夢を語り、その準備のためのお手伝いをしました。私は間もなく高松を離れましたが、「母乳ステーション」は現在もなお、地域のお母様やお子さんの心強い味方として根付いていることをとてもうれしく思います。これもひとえに、オカウチAPIさんの母と子への愛の証だと思っています。